34 右側通行・左側通行

どっちがいいのか

 
歩行者は右側、車両は左側通行。日本ではそうなのね。
もちろん、逆の国もたくさんあるわけだけど、どうしてそうなったかについてはググってもらえると分かるように、いくつかの説があるみたい。
 
でも、人間はだいたい本能的に左側通行なのよね、たぶん。
 
それは、商店街や込み合った所で行き交う人の流れを観ると、左側を通行する人の流れが大きいことで判るのね。その理由もググってもらうとして、世界中、日本中みんなとは言わないけど、人間は本能的にその多くが左側通行だということの現れだと思うわけ。
 
これは、車を運転する場合でも同じで、道路の左側を通行する方がストレスが少なく安心できる気がするのね。その昔、9ヶ月ほど右側通行をしていた経験から言うと、車での右側通行に慣れても緊張の度合いは左側通行のそれより高いと思うのね。モチロン、長年左側通行に慣れているというのもあるだろうけど、それを差し引いても右側通行はの緊張度は高いと思うワケ。
 
で、何が言いたいかというと、歩行者は左側通行、車両は右側通行の方が総合的に考えて安全なのではということ。
 
まず、車を運転するという行為は、人間の運動能力を遥かに超えた速度で、とてつもなく重い機械を走らせるという大きな危険性を生み出す行為なので、事故を防ぐべく ある程度の緊張を維持させることが必要かつ重要なのは分かってもらえると思うのね。
 
だから、右側を通行するという人間の本能に逆らった行為によって緊張感を維持できたり、意識しないほど小さいかもしれない苦手意識が走行スピードを無意識に抑えたりすると思うのね。ほら、苦手な仕事や作業をしていると緊張の度合いが高いし時間も掛かるでしょ。それで、休憩もより多く取りたくなるじゃない。
 
ま、悪く言えばよりストレスが大きくて疲れやすいということなんだけど、車に乗ってラクして移動してるわけだから、そのくらいのことは負担して当たり前だし、自らの疲労を正しく認識して休憩をとることは、左側通行だろうが右側通行だろうがドライバーの義務なのよね。
 
それと、移動手段として「歩く」ことは「自転車に乗る」とか「車を運転する」ことと比べて、圧倒的に自然な移動方法なわけで、ぼんやり歩いていると道の左側を歩いている人はワタシを含めて大勢いると思うワケ。
 
つまり、人間の自然な行動優先の歩行者左側通行、緊張感を維持できる車両の右側通行が理にかなっていると思うワケ。
 
あ、日本も車を右側通行にしろなんてコトを言っているわけでなはないので、そこんとこは誤解しないでね。
 
それと、この戯言にミョーに納得してちょっと右側を走ってみるかなんてコトはゼッタイにしないでくださいね。
 
そんなヒトはいないか、、、。
 
 
 

(2012.09.17作成)