22 メジャー中の盲点

何とも不覚であった、、、

 
「ディズニー映画「白雪姫」に出てくる小人の数は?」って聞いたら、大抵の人から7人という答えが返ってくる。
 
じゃあ、「その7人の小人達の職業は?」って聞いたら、ちょっと考えた後に、
 
「木こり」
 
という答えがかなりの人から返ってくる。
 
でも、正解は「坑夫」。
 
えっ!木こりじゃないの?って思ったかもしれないが、正解はやっぱり「坑夫」。
かく言う小生も以前、職場の同僚だったクイズ愛好家の人から教えてもらうまでは、なんとなく木こりだと思い込んでいた。
 
小人達は森の中に住んでいるイメージから木こりなんだろうと勝手に思い込んでいたワケ。
 
 
話しは変わって動物の名前
 
「動物園の代表的な動物といえば?」って聞いたら、ゾウ、ライオン、キリンという名前が大抵の人から返ってくると思う。
 
ま、中にはパンダやコアラを思い浮かべる人もいるだろうが、やはり我が国ニッポンの動物園にいる代表的な動物といえば、ゾウ、ライオン、キリンに違いない。
 
じゃあ、「その3動物を英語で言うと?」って聞くと「Elephant」と「Lion」は大抵の人から答えが返ってくるけど、これまた大抵の人はキリンで躓いて答えられず、苦し紛れに
 
「キィリィーン」
 
なんて言葉が返ってきたりする。
 
我が国ニッポンの英語教育にモンダイがあるのか、はたまた某大手魔法瓶メーカーと某大手日用品メーカーの共謀によるものなのか分からないが、とにかく、キリンを英語で言える人はゾウやライオンのそれと比べると圧倒的に少ない。
 
ちなみに答えは「Giraffe」
 
答えを聞いても「ふーん」みたな感じだけど、代表格じゃないサルやヒツジなんかは知っていてもキリンを知らないのは解せない。
かく言う小生も学校の授業で教わった記憶もなく、30歳にあと数年という頃まで知らなかった。
 
あ、ヒツジはすぐ「Sheep」って出てくるけど、ヤギがすぐに出てこない、、、最初のスペルはたぶんGだったよなぁ、、、ってググったらヒツジもヤギも牛系の動物だって。
 
 
さて、話は戻ってディズニー
 
「ディズニー3大お姫様映画といえば?」って聞いたら、白雪姫、シンデレラ、眠れぬ森の美女という答えが大抵の人から返ってくる。
 
じゃぁ、「そのお姫様の名前は?」って聞いたら、白雪姫、シンデレラまではすぐに答えが返ってくるけど、眠れる森の美女のお姫様の名前が出てくる人は少ない。
 
で、答えは「オーロラ姫」
 
「オーロラ姫」、、、聞いたことなーいって思ったかもしれないけど「オーロラ姫」なのだ。
かく言う小生も、数年前デパートで開催されていたディズニーのイベントに子どもを連れて行くまで知らなかった。正確には、知らないことに気づいていなかった。別に知らなくても困ることはないけど、知っていて当然のことと思っていて実は全く知らなかったことに新鮮な驚きというか「うっ! 拙者ともあろう者が、、、不覚であった、、、」という気持ちだった。
 
ちなみに、それぞれの英題は、
 
「Snow White and the Seven Dwarfs」
「Cinderella」
「Sleeping Beauty」
 
と、英題でもオーロラ姫だけ名前が出ていない。
 
オーロラ姫という名前は、映画の題名がそのまま姫様の名前になっていないというハンディがあるとはいえ以外と知られていない。
 
どのくらい知られていないかと言うと、白雪姫に出てくる小人の職業を教えてくれたクイズ愛好家の人が答えられなかったくらいなのだ。
その時、彼にクイズを出したのは、オーロラ姫の知識を得たばかりの小生。
 
彼は映画ジャンルに弱いということだが、答えられなかったことが少なからずショックだったみたいで、そのダメージをかき消すかのように、すかさず反撃クイズを繰り出して来た。それが、白雪姫に出てくる小人の職業を問うものだったというワケ。
 
きっと、「ゔっ! クイズ愛好家の自分ともあろう者が、、、不覚であった、、、」という気持ちだったに違いない。
 
で、言うまでもなく、その反撃クイズに対して小生の出した答えは「木こり」だった。
 
 
こんな風にメジャーなモノの中には、知っていると思っているだけで実は知らないコトって結構あるのだ。
 

(2009.7.20作成)