Tips for Motorcycle
携帯バイクカバー
インプレ
我が家では幸いなことに自宅でバイクを置く車庫や土間があります。しかーし、ツーリング先では屋内駐車ができる環境は、まず期待できません。だからといって、普段掛けているバイクカバーを積荷にするわけにはいけません。
で、これ。ツーリング雑誌「OUTRIDER」のスタッフがプロデュースした「暁」ブランドの携帯ハーフカバーです。携帯というだけあって軽く小さくたためます。あ、タイトルを見て誰も勘違いしていないと思いますが、携帯バイクのカバーではなく、携帯のバイクカバーです。念のため(^^)
私がツーリング先でバイクにカバーを掛ける主な理由は、雨露対策と防犯対策です。防犯対策については、気休めかも知れませんが、少しでも目立たないようにすることでその効果が期待できます。そういう理由もあるのかどうか、このカバーの開発秘話を読む限り分かりませんが、とにかく目立たないオリーブ色が採用されています。
写真は昨年12月、広島へ一泊ツーに出かけたときのもの。駐車場がホテル前にあるとはいえ、ガードマンに指示されたのは、ホテルの本体から最も遠い位置の公道側のスペース。仕方なく駐車したんですが、やはり、自分の部屋から見えるわけでもなく公道側ということはヘンな輩の目に付きやすい場所になります。
袋から出して被せてテンションコードをステップとかに適当に引っかけるだけ。ハーフカバーなのでFSのようにアップマフラーでない車種なら、エンジン停止直後でもカバーを掛けることができます。結構しっかりフィットしているので、少々の風ではビクともしません。Columnの慣れない野宿2で遇った暴風雨の時も半分ほど剥がされながらもなんとか飛ばされずに済みました。なかなかのもんです。
冬の冷え込みのせいなのか、広めにカバーが触れている所は中が濡れていました。なお、雨降りで既にバイクが濡れている場合、その後の天気予報と相談しながらカバーを掛けるかどうかを判断する必要があります。何故なら、その状態でカバーを被せると夜中に雨があがったところで朝になってもグッショリだからです。それでも、エンジンが冷えた状態で一晩のうちに雨に打たれたり夜露が降りたりするのをガードしてくれるので悩みどころです、ハイ。
(2011.07.08 )