Tips for Motorcycle
NGKパワーケーブル on NS
インプレ
某オークションで落札したNGKパワーケーブル L1B、2本で2,120円でした。
NSに限らず、コレを装着している人は大勢いると思います。
私の場合、「基本はノーマル」ですが、ColumnのNSトラブルや続NSトラブルで書いたように電気系トラブルで痛い目に遇っているので、ようやく重い腰を上げて購入を決断しました。約半価値で入手できたのも購入理由の一つです。
説明書に従ってノーマルのイグニッションコイルケーブルを途中で切断して付属の接続キットで繋ぎますが、ノーマルのケーブルに付いていたヒートガード(?)チューブを被せています。
プラグキャップ部分の曲がりがノーマルのように鋭角ではなく直角なのと、材質が柔らかくスパークプラグへの密着度が高いため、後ろバンクへの装着はこのプラグキャップを被せるだけの作業が結構簡単ではありません。両手をなんとか滑り込ませて、小さくコツッと手応えがあるまでしっかりと被せる必要があります。タンクを外して上から押せば楽勝なんでしょうけど、何しろタンクを外すのがメンドーだからなぁ。
プラグキャップとケーブルが一体になっているので、前バンクに装着する時は切断したイグニッションコイル側ケーブルと繋ぐ前にパワーケーブルを配線しておく必要があります。配線と連結ができればこちら側のプラグキャップ装着は楽々です。
で、使用感ですが、こんなことならもっと早く導入しとくべきだったというのが実感です、ハイ。
私のNSはカブり対策と低回転の乗りやすさ改善のため、長い間スパークプラグをノーマルよりも1番ホットタイプの7番で使ってきました。7番では一般道は良くても高速道では振動が多く、高回転の延びも良くありません。このパワーケーブルを導入した時も7番のままで、特にコレといったものは感じませんでした。
でも、久々の遠出を機にスパークプラグを8番に戻したら、7番の時と比べても低回転のトルクが痩せることなく、当然のことながら高回転の延びは改善されました。高速道での燃費もリッター当たり数キロ改善されたみたいです。
(2010.11.10)