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About

 
私のNSはその筋で通称「白ロス」と呼ばれるNS250R Special Edition。
1985年、フレディ・スペンサーのWGPダブルタイトル獲得を記念し、特別仕様車として同年秋頃(だったと思う)に発表され、翌1986年1月22日から限定4000台で販売された車両の初期ロット。
 
前年から販売されていた「NS250RE」に対し「NS250RGという識別名称になっています。
「RE」と「RG」ではカラーリングの他に、リヤサスやチャンバー、サイレンサー、ヒートガードなど変更点がいくつかあります。ちなみにフレームナンバーは以下のとおりです。
 
NS250F[NS250FE]MC11-1000001〜1020359
NS250R[NS250RE]MC11-1000001〜1020858
NS250R[NS250RG]MC11-1020859〜1023866
(平成13年2月発行 パーツリスト 6版より)
 
私と違って数字に敏感な人ならお気づきと思いますが、「RG」は限定台数に達しない3008台が世に出たみたいです、ハイ。ま、既にヤマハからTZR250(1KT)が販売開始されていたり、「RG」販売開始と同じ年の10月には、NSR250R(MC16)が販売開始されているんでねぇ。
 
NS乗り仲間の話では、MVX250Fの初期ロットで発生したエンジン焼き付き事件の影響を受けて「RE」(きっと「FE」も)はエンジンオイルの混合セッティングが濃く、500km程で1リットルのエンジンオイルを消費するそうですが、「RG」はそんなにエンジンオイル消費量が多くありません。でも、あまり気にしたことがないので「RG」のオイル消費量は正直なところ知りません(^^;
 
Columnにも掲載したように「限定」という言葉に弱い私は、次世代の性能を誇るTZR250(1KT)を試乗して、その乗りやすさと制動性能の高さに感心しながらも、跨ったことさえないNSを選択、1985年発表直後頃に注文、翌1986年1月に納車、自賠責はもとより任意保険、シングルシートカウル、リヤスタンド、ヘルメット(Arai FT)、クシタニのコンペティションスーツ、グローブ、ブーツを一括購入してしまい、当時価格で90太子ほどの出費になりました。余談ですが、この記事を作成しながらググったら聖徳太子の1万円札は1986年1月4日、つまり「RG」販売開始直前に支払停止になったみたい。
 
以後、2000年にVTR1000F(FireStom)を納車するまでは、NSで四国はもとより、北海道、東北、信州、北陸、紀州、関西、中国、九州と、あちこちへツーリングに行きました。いわゆるレーサーレプリカでツーリングかい!って思うかもしれませんケド、スパークプラグのかぶりと燃費の悪さ以外は特別大きな問題ではありません(^^)
 
2005年(だったと思う)FireStomで山陰をツーリング中、対向で同じものに遭遇。その時思ったのは、「おっ! かっこいいじゃん。」
 
で、約5年間の休眠期間を破って現役復帰となりました。大排気量バイクにはない取り回しの軽さと車検のない気楽さ、そして、2stオイルとガソリンが混ざった甘い匂いが感性を刺激します(^^)
 
 
<HondaのWebサイトへ>
NS250RGの仕様はこちら、NS250RE、FEの仕様はこちら、詳細はこちら
また、こちらの真ん中辺り左右端にはNS250REやNS250FEの壁紙が置いてあります。


(2011.05.22)