ちょっとしたことだけど、個人的に気に入ってたり便利だったりすることの数々


Laboratory

ミニビースト

工作


以前、何かのテレビコマーシャルで流れていたことがあるんですが、白っぽい奇怪で巨大な生命体が砂浜を歩くシーンを見たことがあるでしょうか。あの風を受けて歩くプラスチックパイプで造られた生命体が、無機物とは思えない動きで砂上を駆ける映像を見たときの驚きというか感動は、昔、アントニオ・ガウディの建築物を知ったときと同じくらい私にとって衝撃的でした。
 
あの生命体は一種類ではなく、進化を続けて色々な物が創られていて、それらを総じて「ストランドビースト」呼ぶらしいのです。創り出したのは、テオ・ヤンセンというオランダのアーティスト。まるで生き物を塗り込めたような建築物を創り出したガウディと、プラスチックパイプで出来ているのにまるで生き物のように動くストランドビーストを創り出したヤンセンに共通点を感じるのは私だけではないでしょう。その筋の一流と呼ばれる人々を遙かに超える発想とセンスを持ち得た希有な存在である証拠に二人とも「鬼才」と呼ばれています。
 
 


で、コレ「大人の科学マガジン Vol.30」。そのストランドビーストのミニチュアが付録として付いています。某大型電気店にある本のコーナーでコレを目にした時は、思わず衝動買いしそうになりましたが、3,500円という価格を見て何度も手に取ったり置いたりしてようやく我慢していました。
 
 

しかーし、昨年子どもを授かった知り合いにプレゼントすべく絵本を買いに本屋へ行くにあたって、エコポイントで手に入れた10,000円の図書券があったことに気が付いた時にはもう購入を回避できない状況でした(^^;
 

表紙を開くと何となくエイリアンを思い出させるイラストが載った箱が顔を出します。数多く出版されている大人の科学マガジンですが、私が購入したのはこれが初めて。これのすぐ横にはミニエレキギターがあったりして、思わず手を伸ばしてしまいましたが何とか我慢できました(^^;
 
 

箱の蓋を開けるとタブ付きの薄い段ボールのトレイにセットされていて取り出しやすいようになっています。このトレイは緩衝材も兼ねているようでAppleの製品パッケージみたい。
 
 

「大人の科学」なのに対象年齢は10才以上ってなってます(^^)
 
 

見た目はプラモデルです、ハイ。
 
 
 

骨組みばかりのパーツ(当たり前か)で、動力は風なのでモーターは入っていません、上側右から3番目に複雑なクランクパーツが見えます。
 
 
 
 
ということで、そのうち作ってどんなモンかお知らせするつもりです、ハイ。
 
 
 
というワケでよーやく完成をみました。
 

 
とてもプラスチックとは思えない、生き物としか思えない動きです。
 
 

(2011.6.5)(2011.8.27追記)